謎の報知音の正体は・・・

2020-05-27 14:10:39 投稿者:技術工事部 大木武士

弊社では24時間対応のコールセンターを設置しておりまして、お客様が防犯設備を運用するうえでのご不安・ご不明等のご質問を年中無休で受付しております。ご質問については我々技術員が当番制でお答えさせて頂くのですが、その中でも比較的多いのが「音」に関するモノ。防犯設備を導入頂いているお客様で、「どこかからたまに『ピッ』て音がする、セキュリティの機械から鳴っている気がする」というご連絡、年に数件頂くんです。最近の防犯機器、特にホームセキュリティの機械は電子音での警告ってほとんどしないんですよ、実は。何しろ、優秀な音声基盤を搭載しているので、「戸締りを確認してください」や「登録されていないカードです」等という風に音声でご案内できるんですから。液晶画面も搭載していますから、音声で通知するまでも無いないようでしたら液晶画面でお知らせすることもできる、なので電子音で警告をすることは無くなっています。では前出の『ピッ』の正体は何でしょうか。一番多いのは、「住宅用火災警報器」の電池切れ警告音。天井についている煙感知器等ですね。実は近年の住宅用火災報知器はワイヤレスの物が多く、電池で動いている物が多いんです。この電池が弱まってくると、「もうすぐ電池が切れるから取り替えてくださいねー」という警告音が出るんです。ただ、電池の持ちが非常に良いので10年近く持ってしまうこともあり、そうすると設置時には覚えていたはずの警告音の事なんてわすれちゃうんですよね。。。もう一点、人間の耳って左右方向の音は聞き分けられる様なんですが、上下方向って聞き分けが難しい様です。なので壁からの音か天井からの音かが分からなくなるようですね。メーカーによって違いますが、警告音は20~40秒間隔に一度、短い電子音がピッと鳴るだけのものが多い様です。間隔の長さもあり、余計に音源が見つからないんですよね。ちなみに、入っている電池は最新のものを除き、市販の乾電池が多い様です。最新のものは更に長寿命な専用電池になっていますが、最新かつ長寿命なので今後7・8年は交換することは無いんじゃないでしょうか。もう一つ、ありがちなのが「UPS」、無停電装置と呼ばれる機械のバッテリー消耗警告です。パソコンやネットワーク通信機器等、停電されると困る機械を守る装置で、停電時には平時に充電しておいたバッテリーから電力を供給することで機械を止めないようになっています。内蔵のバッテリーは数年程度で性能が落ちてきますので、交換時期が近付くと警告音を鳴らすようになっています。実はこの警告音も、困ったことにワイヤレス火災警報器と似たような音質・似たような間隔でなるんですよ・・・。そこで、お電話でご相談頂いた際に私がお教えしている方法をご紹介しましょう。両手の指を揃え、ボールが乗る様な形を作ります。これを耳の後ろに掌を前向きで当てるんです。そう、パラボラアンテナみたいになりますよね。掌方向の音が良く聞こえるようになるので、上向きや下向き、顔の向きを変えれば音源の大体の方向が探れるんです。実はセーラー服の四角い後襟も、もとは海兵さんが前の音を聞きやすくするために立てて使っていたんだとか。今回はそんな「音」に関する小噺でした。

| カテゴリ:未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) |

コメント


コメントはありません。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:


トラックバックはありません。

コメント投稿フォーム

名前:
URL:
コメント: