バンダル・プルーフ
防犯カメラの仕様に、バンダル・プルーフというものがあります。聞き慣れない言葉ですね。バンダルという言葉を辞書で調べると、5世紀にローマを略奪した部族、なんて書いてありますが転じて「無法な破壊者・野蛮人」などという意味も持っています。プルーフは防ぐ・よける等の意味ですので、合わせると『無法者に壊されるのを防ぐ』のような言葉になります。これは、防犯カメラに撮られたくない賊に壊されにくい性質を持っている、というような仕様を表しています。
公共性の強い箇所(たとえばマンションの共用部・エントランスやエレベーター内、自宅玄関外部、または街頭防犯としての街路灯等への設置)では色々な人が通りますので、時にはいたずらの標的にならないとも限りません。そんなときに高い耐久性を見せるこの仕様、割れにくいレンズカバーや高強度なボディ・特殊ネジでの封印等の破壊対策が施されています。
今日は聞き慣れないバンダル・プルーフという言葉を選定基準の一つとしてご紹介しました。