マンショントラブルと対策
マンションは些細なことが火種となって住環境が悪化する場合もある場所。その為、防犯カメラを設置する相談の時も防犯効果よりも入居者のマナー向上につながるようにカメラを付けてほしいと頼まれることがよくあります。マンションの場合は防犯だけでなく複合的な効果を持つようカメラの設置が必要というわけですね。そこで、老婆心ながらマンションで発生するトラブルの厄介さとその対策について防犯の観点から3回に渡ってお話させて頂きたいと思います。
(ランキング形式ですが、あくまで私の経験と独断によるランキングです。あしからず)
☆マンショントラブル第3位☆
【駐輪場のイタズラ&盗難】
駐輪場はおそらく被害が一番多いのではないでしょうか。鍵を付けていても簡単に盗まれてしまいますし、わざとパンクさせられたとか、サドルを盗まれたなどの事件は日々発生しています。実際、盗難に遭ったからと警察に被害届を出しても犯人や盗まれた自転車は見つからない場合が多く対策は非常に難しいところですが、防犯カメラを設置する場合は設置する場合は駐輪場付近の環境を一番に考えると良いです。駐輪場は建物の端っこだったり、半屋外だったり、屋根があったりと陽を遮る場所にあることが多いのです。そうするとカメラは極端な明暗差には弱いので、無理やりカラー撮影を続けると暗さが勝ってしまって何が何やらわからない映像になってしまいます。暗さに強い赤外線付カメラを選択したり、カメラ設置時に逆光にならないよう配置に気を配ると問題発生時に事のあらましが良く映ります。