被疑者特定!
入社して1・2年はユーザー様から「防犯カメラを設置したお陰で犯人が判りました。」或は「検挙されました。」と言うご連絡を頂くたびに「お役に立てて良かった。」と手放しで喜んでいました。
しかし、それから数年、経験を積み被疑者が元・従業員や知り合いだった場合、知人でなくても被害状況によっては弁済されず複雑な思いでいらっしゃることなど声のトーンで判るようになって来ました。
最近、街頭防犯カメラをご導入頂いたユーザー様から「この所、花壇が荒らされて困っている。画像確認したい。」と画像抽出のご依頼連絡を頂きました。「コロナ禍で大人も子供も何かと我慢している事が多く自分も含め心に余裕がない方が増えているのか…」と反省もし寂しくも感じました。
それから数日後、ご依頼頂いたユーザー様から「犯人が判りました。有難うございました。」とびっくりするほど明るい声でご連絡があり不思議に思っていると「なんと犯人はカラスでした!」「防犯カメラを設置して本当に良かったです。」と花壇を荒らされる被害に遭っているのにとても明るい声でおっしゃって頂きました。
防犯カメラは犯人検挙にもお役に立ちますがどちらかというと犯罪抑止効果に期待されご導入されている方も少なくありません。
そのような考えをお持ちのユーザー様にとっては必ずしも犯人特定・検挙=望んだ結果ではない事を経験上学んでいるので今回のように「カラスが犯人=言ってもしょうがない」は人間が関わっていない分、「お心が軽くいられるのかな…」と感じました。
モヤモヤした気持ちを晴らす事にも防犯カメラはお役に立っています。