日常に思うこと。

日常に思うこと。

 通学路などの防犯カメラの点検を定期的に行っていますが、移動時や点検中の安全の確保はもちろん必須です。車が一台やっと通る道や歩行者が通る狭い道の電柱、公園、駅前、バス停の真上だったりと設置場所は様々です。道路状況も時間帯によって違ったりします。状況に合わせその場で判断することも少なくありません。

そんな中、点検中に話しかけられることもあるのですが、先日珍しくこちらから話しかけらざるを得ない事態が発生しました。
 
点検中、そばにあった自販機の前でずっとブツブツ言ってる小学生がいたのです。おそらく3年生くらいだと思いますが、点検中の15分間ずっとブツブツ言っていました。
点検が終わって片づけるころになるとその少年は今度はブツブツ言いながら近づいてきました。
このご時世、こちらから話しかけるのも気が引けたのですが、少し気になったので「どうしたの?」と話しかけました。そうすると少年は「これ買いたいな~」と自販機を指さしたのです。
「お父さんお母さんに怒られちゃうから買ってあげられないよ」と答え、その後も何度かやり取りしているうちに少年は諦めて帰っていきました。
 
なんとも少し後味の悪い出来事ではあったのですが、自分が子供の頃に学校付近で「いじめられてないか?」など声をかけてくるおじさんがいたことを思い出しました。今はそのような声掛けはできませんが、声をかけた方が良かったのではないかと思うこともあります。明らかにいじめではないかと思う現場を目撃したりもします。そういう場合は通報するのが良いのかもしれませんね。
このようなことでも大人の目と防犯カメラが抑止力の一つとなっているといいなと思う今日この頃でした…。
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