幼保園の安全対策はどこまで必要か

幼保園の安全対策はどこまで必要か

 幼稚園、保育園そして両方を備えるこども園など、施設の安全対策の昔と今では随分変わられたように思えます。例えば新設園をご計画の場合、各施設のオーナー様や園長先生の要望として『まず監視カメラは付けたいですね』とお話しされます。もちろん全部の園ではありませんが検討が比較的高いと言うことです。弊社の提案はカメラ設置後にそれをどう有効的に利用して頂くかを各々の園の立地条件を伺いながら一緒に考えます。一例を上げますと遊戯中・昼寝中などはどうしてもご担当の先生方の目が届かない場面に於いても、監視カメラなどを利用し園庭や別の部屋にいても確認できる環境を整えることは子供の安全のために重要です。何か問題が生じれば現場の状況を捉えたカメラ画像を確認して検証することもあるでしょう。今、コロナ禍でどんな場面に於いても感染対策は自分達がやるべきことを強いられる現状もあり、施設内はいつ、どんな時に園児が密集・密接などを具体的に繰り返されるかを映像から知ったうえでのリスク管理は必要かと思われます。そして多くの声の中には様々な理由で監視カメラを嫌がる方もいらっしゃいます。私達の思いはそこでもう一歩踏み入れて考えて頂く、なぜそこにカメラを付けたのかを理解して頂けるよう、安心安全対策の取り組みにお役に立てればと日々願うばかりです。

 
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